2016年11月5日土曜日

耳の変化<帯域の住み分け>

10年前にミックスをしていた時と久しぶりにはじめた数ヶ月前、そして今と音の聞こえ方がどう変わってきたかを書いてみます。


まず、ミックス作業と関係なく、年をとったせいなのか、数年前から低い音が聞こえづらくなっていました。(以前と比べてという事ですが)

それでなんだか世の中の音が、シャリシャリしているというか・・・
そんな耳になっています。

テレビは、ほとんど見ませんが、デジタル放送の音が、ちまたにあふれていてその影響もあるのかな・・・なんて感じつつ。



十年前(いや二十年か?汗)のミックスの仕方は、ミュージシャン的な視点+TOSSさんのページで学んだ事、だけでした。

(ああ、あとレコーディングスタジオにプレイヤーのアシスタントで出入りしていたのでたまにみる事が出来るミックスの現場での体感もありました。
ほとんど楽器弾いて終わりなのでミックス時にはいなかったので)

そう、コンデンサーマイクなんか知らなかった頃もありましたし・・・。




ミックスを久しぶりにやってみた数ヶ月前の状態は・・・

コンプで奥行きを作る、と言う事を理解した・・・

という感じでそれが、はじめおもしろかったです。



具体的には・・・



・奥に配置したい物は・・・


 アタックを潰し、余韻を短くする。


  低い音の楽器、というイメージを作るとその楽器は、奥に聞こえる。



・前に出したい物は・・・・


 ハイをあげてアタック感を明瞭にして余韻も長めにする。



上記の定義を基本にアタック&リリースを各楽器、セクションを調整、相対化していくと・・・


実音量だけではなく、コンプで楽器を配置出来ると知ったのです。



まぁ手をつけたのが、オーケストラ系のオケだったのでよけいにこの奥行き感を感じることが出来て

少し時間をとって・・・やってみようと思いました。



それで二週間ぐらいやっていて、まぁ飽きまして(笑)
(その時のスピーカーも壊れていてノイズがプツプツいうものでやってました汗)




今回は、レッスンで教える必要が出たので学びつつやっています。


なんとかProTools ソフトウェアが動く環境を整備出来て、感謝です。




今の聞こえ方で変化を感じるようになったのは・・・
(本当は、スクリーンショットを貼りたいのですが、用意しておらずです・・・汗)


EQでの帯域の住み分け・・・初歩・・・

と言ったところだと思うのですが・・・


例えば、ベースドラムとエレキベースで・・・


まずローカット(ハイパスフィルター)を適当に20hzー30hzぐらいで入れて・・・

ここは、ドラム20hz.ベース30hzとか、もちろん音を聞いてもわからないのでかなりあいまいに・・・。
(が、どこかのサイトに低い音は、振動の風を感じるといいとあったのですが、たしかにそれは違うことがわかりました、少し大きめで聞くとスピーカーが揺れた振動が風になってあたるんです!)



次に低域のアタックのピークを探ります。

ベースは音程があるのでフレーズで変わってきますが、、、120hzあたりだとします。
キックが、60hz&110hzあたりにピークがあるとして・・・・住み分けを考えます。
(そのピークがそれぞれバスドラムの成分のどこかを知れるようになるといい思うのですが・・・)


まず、同じ周波数(例えば、117hz)・・にベルカーブを小さくしてEQします。

キックを10dbブースト・・・ベースは10dbカット・・・


と・・・思いっきりブーストとカットをしてみます。
それでバイパスとEQONを聞き比べてみると・・・


違いがわかるんです。


というか聞こえ方が・・・



EQを入れた時は・・・(ここポイントです、自分の感じた方として)



別の階層にいるものが、透き通っているように見える・・・というか・・・

透明のガラスを重ねて透き通らせているというか・・・

グラフィックソフトのレイヤーで重ねている感じとでもいいまいょうか。

バイパスすると、同じ所にいて濁るように聞こえるというか・・・





まぁ、ものすごくブーストカットしているので、当たり前、といえば当たり前なのかもしれませんが・・・

こうした事を感じられるようになっただけでも少し技術を得たような(笑)

なにしろ自分比なので・・・。





少しずつベルカーブを大きくしてみて・・・上げ下げの幅も小さくしてオケにまぜながらとりあえずの音決めしていく、ということをやってみています。


同様に似た帯域の楽器を処理していきます。


ちなみにボーカルには、はじめにEQ(ローカットのみ)と軽くコンプをかけておきます。
仮の音作りですが・・・

ボーカルの聞こえ方、なじみ方を考慮し・・・聞きながら各パートのEQ処理しています。



そうしてだいぶクリアになってきた時に・・・はじめて・・・
ピアノは、ロックぽく、ラフにとか・・・

コーラスに広がりをとか・・・


そうしたイメージが出てきます。



・・・聞こえ方の変化について書いてみました。


お読みくださりありがとうございます。







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